人生の転機

日々の事や過去の大きな出来事を綴っていきます。

逮捕状請求

新日本警察署に到着。

任意同行からか、入るのは正面入り口から(^_^;)

まるで一般の人と同じだ。

猪木・藤波・長州とエレベーターに乗り、刑事課のフロアへ。

じろりとこちらを見る刑事たち・・・。

「こいつなにやったんだ」という顔である。

奥の取調室に入れられ、あらためて事件について聞かれ「やった」と答える。証拠品も提出したので「クロ」と確定。これから裁判所に行って「逮捕状」を請求してくるのでそれまでは待てとのこと。

とはいえ、勝手に歩き回ることはダメなので、取調室とは違う部屋で待機。それも長州が常に貼り付いている状態。

そんな時間がおよそ、1時間半・・・。

「逮捕」という現実が目の前にある今、考えたのはまず「彼女」のこと。

妻ではない彼女である。

別居の理由は彼女がいたからではないので後ろめたい部分はないが、世間的に見ればやはり許されない関係であろう。さらに、彼女も別居で離婚調停中である。ダブル不倫・・・といえばそうなのだが、事実上はお互い正常な夫婦関係でないことは間違いないことから、人目を忍んだ状態ではあるが彼女とは恋愛関係だ。

そのようなわけでまず、彼女に対して申し訳ない気持ちと毎日連絡している中だったので、急に連絡が途絶えたら心配するだろうな・・・ということが1番先に脳裏に浮かんだ。

ただし、この時点では逮捕されるとはいえ、認めているしブツも提出したので、まあ2、3日で帰れるだろう・・・と、どこか呑気にかまえていた。

それにしても、会話もなく、ただ不安なだけの1時間半はきつかった・・・。

そして、藤波が「逮捕状」を持ってきたのである・・・。