人生の転機

日々の事や過去の大きな出来事を綴っていきます。

検察庁④

満期は来週の火曜日。前週の木曜日に再度、検事に呼ばれた。いったい、これ以上何を聞くことがあるのか?とはいえ、結果次第では今日の釈放もなくはない。これ以上取り調べもないわけで、であれば満期まで勾留している必要性は全くないからだ。

取り調べ中に言われたのは、釈放されたあともここに来てもらうこととなりますが、大丈夫か?ということ。まだ聞くんかい!という感じ。どうやら、被害者側の気持ちが変化しており、厳しい処罰感情を抱いているそうだ。検事自身も被害者側から直接聞き取りもしているのでいろんなことを聞いたと思うが、処罰感情が変わった原因はわからないという。おそらく相手の弁護士のアドバイスだと私は思っている。見せしめにしよう、くらいの弁護士の意見があったのかもしれない。今後の抑制のために。

検事としても、相手がそういう意向であるので不起訴や起訴猶予という、いわゆる無実系にはできないのだなとも思った。私としては、相手のそのような感情を聞いたとき、正直がっくりきた。手紙での謝罪や被害弁済もしたが、ダメであったかという部分でだ。だが、起訴は免れないとしてもどうやら拘置所行きはなさそうだ。検事の都合に合わせて検察に来れるか?という質問があったからだ。その時点で無職であったので、もちろん来れると答える。だが、当日釈放はなかった。こうなると満期は確実だ。